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なしわ
ふりがな文庫
“なしわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
梨割
50.0%
梨子割
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梨割
(逆引き)
小高い所から飛び下りて、片手かぶりの大刀を、そのまま
梨割
(
なしわ
)
りにふるって落してきたのは、
殿
(
しんがり
)
をしろと孫兵衛にいわれていた、天堂一角。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「お屋敷の塀の外で、辻斬にでもやられたんでせう、眞つ向から
梨割
(
なしわ
)
りに斬られて死んでゐました」
銭形平次捕物控:172 神隠し
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
なしわ(梨割)の例文をもっと
(2作品)
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梨子割
(逆引き)
甲斐国巨摩郡と書いた方へ出れば右を斬られる、駿河国庵原郡と書いた方へ出れば左を斬られる、こうしていれば道標もろとも前から
梨子割
(
なしわ
)
り。後ろを見せれば背を割られる。
大菩薩峠:08 白根山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「兜の天辺から
梨子割
(
なしわ
)
りにされたんです。」
兜
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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