“なかぶさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
中房100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宇津木兵馬は、あすは中房なかぶさの温泉に向けて出立しようと、心をきめてしんにつきました。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
中房なかぶさから意外な女の人と道づれになって、その女を途中でさらわれてしまい、どうでもいいようなものだが、勃然ぼつねんとして、思いあたって、義において見殺しはできないという心から
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
宇津木兵馬は、今宵月明に乗じて中房なかぶさを出で、松本平の方へ歩みます。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)