“なかてじゅうもんじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
中生十文字100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金三はこう云いかけたなり、桑畑のあぜへもぐりこんだ。桑畑の中生十文字なかてじゅうもんじはもう縦横たてよこに伸ばした枝に、二銭銅貨ほどの葉をつけていた。良平もその枝をくぐりくぐり、金三のあとを追って行った。
百合 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)