“ないしよばなし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
秘密話50.0%
内緒話25.0%
内證話25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
男が交際をして居る多くの客人きやくじんからも、怪しまれることのない、公然の間柄ともなり、秘密話ないしよばなしの一室にも、彼だけは遠慮をすることもいらないものとして、出入しゆつにふを許されるやうにもなつた。
瘢痕 (新字旧仮名) / 平出修(著)
内緒話ないしよばなしか、僻見ひがみか空想に過ぎない。厭なこつた。
我等の一団と彼 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
「皆んな申上げてしまひます。隣の部屋で子供達が聽いてゐたし、あの年頃の娘に、情事いろごと内證話ないしよばなしは隱しやうはない」