“どくまんじゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
毒饅頭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕は、あの、讐に毒饅頭どくまんじゅうを食わせる為に、先ず自から命を的にその一片を毒見した昔の忠臣の話を思出した。敵をたおせば自分も滅びる、自分が先ず死なねば対手を殺すことが出来ない。
恐ろしき錯誤 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「県の許可あ取ったなんてえらそうなおどしをかけて、おらたちに毒饅頭どくまんじゅうを食わせようってえだ、おんだらを千松せんまつにしようとしてけつかるだよ」
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)