“どくたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
独探83.3%
独湛16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことにツェッペリンの襲英などに際しては気象状態に最も慎重な注意を払うは勿論であろう。それには英国側の観測が重要であるから、在英独探どくたん中にはこの方の係りも必ずあるだろうと想像される。
戦争と気象学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
って行きましたぜ。確かにあの男は独探どくたんですよ
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
元禄享保きょうほうの頃、関西に法眼、円通という二禅僧がありました。いずれも黄檗おうばく宗の名僧独湛どくたんの嗣法の弟子で、性格も世離れしているところから互いは親友でありました。
茶屋知らず物語 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)