“ともじろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
友次郎66.7%
友二郎33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この辺の縄張は、柴井町しばいちょう友次郎ともじろうという御用聞、二足の草鞋わらじを履いているという悪評もありますが、まず顔の通った四十男。
「弥助とお前は敵同士だ。それに投げ銭といい、煙草入といい、この下手人は、平次に相違ないと、柴井町しばいちょう友次郎ともじろうも言い、石原の利助も言うが、どうだ」
近江屋おうみやというのはその頃の万両分限の一人ですが、二三年前に主人あるじが亡くなり、続いて一年ばかり前に、母親が死んで、今は、主人の弟、友二郎ともじろうが支配人として、店の方一切を取り仕切り