“としやす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
利康33.3%
利休33.3%
利雍33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上杉伊豆守重能、畠山直宗、大休寺の僧妙吉みょうきつ。それに直義の奉行人斎藤利康としやす、同修理之進しゅりのしんのふたりの名をも加えていた。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また直義の奉行人斎藤利康としやす、修理之進、僧妙吉みょうきつの三名は、すぐ邸内から師直方へ引きわたす。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「栗戸利休としやすはわしです。さあどうかそれへ」
空中墳墓 (新字新仮名) / 海野十三(著)
滝川という姓氏の二事からようやくにして南谷というのは禄四千石の旗本滝川出羽守利雍としやすの雅号であることを知った。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)