“とおりはたごちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
通旅籠町50.0%
通旗籠町50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本橋、通旅籠町とおりはたごちょうの家持ちで、茶と茶道具一切いっさいあきなっている河内屋十兵衛の店へ、本郷森川宿じゅくの旗本稲川伯耆ほうきの屋敷から使が来た。
半七捕物帳:27 化け銀杏 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
あくる朝になっても忠三郎は顔をみせないので、半七は日本橋辺へ用達しに行った足ついでに、通旅籠町とおりはたごちょうの河内屋をたずねると、忠三郎はすぐに出て来た。かれは気の毒そうに云った。
半七捕物帳:27 化け銀杏 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
その頃、通旗籠町とおりはたごちょうに、御旅所おんたびどころを設けて、武州比企郡ぶしゅうひきぐんの修験者の玄沢坊げんたくぼうというのが居りました。