“とうかかんせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
灯火管制66.7%
燈火管制33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「すぐ灯火管制とうかかんせいにうつらねばなりませんが、こうだしぬけの警報では、ちょっと時間がかかりますが、いかが?」
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この一千トンに足りないぼろ船は、団長セキストン伯爵の命令により、完全な灯火管制とうかかんせいをしているのだった。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
燈火管制とうかかんせいのなかで育ち、サイレンの音になれて育ち、真夏に綿入れの頭巾ずきんをもって通学した彼には、母がどうしてこうまで戦争をにくまねばならないのか、よくのみこめていなかった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)