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でまるやぐら
ふりがな文庫
“でまるやぐら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
出丸櫓
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出丸櫓
(逆引き)
徳島城の
出丸櫓
(
でまるやぐら
)
は、もうあらかた工事ができている。今は、いつか
崩壊
(
ほうかい
)
した石垣の修築が少し残っているばかり、元気のいい
鑿
(
のみ
)
の音は、そこで火を出しているひびきである。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こんど新たに築きかけている城南の
捨曲輪
(
すてぐるわ
)
、その水堀から積み上げた大石の
堆層
(
たいそう
)
が、どうしたのか、今
俄然
(
がぜん
)
としてくずれたため、上の
桝形
(
ますがた
)
へ建築しかけている
出丸櫓
(
でまるやぐら
)
の一端まで
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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(2作品)
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