“てきさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
愓斎50.0%
敵塞50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなわちそれが寛文六年(1666)に発行せられた中村愓斎てきさいの『訓蒙図彙きんもうずい』に出で、「丈菊 俗云てんがいばな文菊花一名迎陽花」と図の右傍に書いてある。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
で、中軍両翼が正攻法をとって前進する三日も前に、すでに張嶷ちょうぎ、張翼のふたりに間道潜行隊をさずけ、これを遠く敵塞てきさいの後方に迂回うかいさせ、その道路に埋伏まいふくさせておいたものだという。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)