“ていしょうがかり”の漢字の書き方と例文
語句割合
聴訟係100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この頃さきに浦和県の官吏となった塩田良三りょうさんが、権大属ごんだいさかんのぼって聴訟係ていしょうがかりをしていたが、優善を県令にすすめた。優善は八月十八日を以て浦和県出仕を命ぜられ、典獄になった。時に年三十六であった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)