“ちんにゅうしゃ”の漢字の書き方と例文
語句割合
闖入者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それにしても自分たちの眼にも見えない闖入者ちんにゅうしゃの名を、幼いお春がどうして知っているのであろう。それが第一の疑問であった。
半七捕物帳:01 お文の魂 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
と、気早やなとびの者が一人、この気味の悪い闖入者ちんにゅうしゃの方へ飛んで行ったが、手にした匕首——しかも血みどろなのを眺めると
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
話し手のいる方角は、彼等の声の響だけではなく、数羽の鳥がまだその闖入者ちんにゅうしゃたちの頭上に驚いて舞っている様子でも、かなり精確にわかった。