“ちょうかいさん”の漢字の書き方と例文
語句割合
鳥海山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羽後の象潟きさかたなどは、百年前の鳥海山ちょうかいさん噴火以来、まったく水田に変じて当年の美景はないが、今もこの汐越が町の名となって残っている。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
庸三の子供が葉子を形容したように彼女は鳥海山ちょうかいさん谿間たにまに生えた一もとの白百合しらゆりが、どうかしたはずみに、材木か何かのなかに紛れこんで、都会へ持って来られたように
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)