“ちゅうしゃく”の漢字の書き方と例文
語句割合
註釈100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と渡辺さんが註釈ちゅうしゃくをした。団さんは最早もう店へ入って※甲の櫛を見ている。例にないことなので
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
その音に耳をすまして二十秒ばかりで浮世のあかを流したり、海苔のりの裏だか表だかのどっちか側から一方的にあぶらないと味がどうだとか、フザけたことにかかずらって何百何千語の註釈ちゅうしゃくをつけたり
デカダン文学論 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
全体で十三巻から成り、最初の四巻は解体新書を重訂したものでありますが、そのほかのものは玄沢が、註釈ちゅうしゃくとして附け加えたもので、そのなかにいろいろの大切な事がらが記されているのでした。
杉田玄白 (新字新仮名) / 石原純(著)