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だんまつ
ふりがな文庫
“だんまつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
断末
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
断末
(逆引き)
こうして寝ているまも、おれは今日まで出会って来た
無慙
(
むざん
)
な人間の
断末
(
だんまつ
)
の
形相
(
ぎょうそう
)
やわめき声が、ともすれば
夢寐
(
むび
)
にまでつきまとって、寝ざめのよかった朝とてない。
人間山水図巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
苦悶のあとは昏睡に落ちて、この界隈で鼻つまみなあぶれ者も、息の細りとともに
断末
(
だんまつ
)
へ近づいてゆく。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一刀斎は、
断末
(
だんまつ
)
の善鬼をしげしげとながめて
剣の四君子:05 小野忠明
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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