“だっさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
獺祭50.0%
脱灑50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
再版の『獺祭だっさい書屋俳話』の表紙には、芭蕉の葉と小さい蝸牛かたつむりの画がかいてあった。芭蕉の葉の蝸牛は直に画になるが、尺蠖ではそうは行かない。が、句としては一の興味ある光景になっている。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
病ニ罹リテタズ。実ニ癸丑六月十日也。享年五十六。牛籠うしごめノ常敬寺ニ葬ル。はい田中氏善クミ子ナシ。翁ハ躯貌くぼう肥大、風神脱灑だっさい。而シテ人ト交ルヤ胸ニ柴棘さいきょくナシ。烏山侯ノ愛重スル所ト為ル。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)