“だいとうろうじん”の漢字の書き方と例文
語句割合
大刀老人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大刀老人だいとうろうじんは亡妻の三回忌までにはきっと一基の石碑せきひを立ててやろうと決心した。けれどもせがれ痩腕やせうで便たよりに、ようやく今日こんにちを過すよりほかには、一銭の貯蓄もできかねて、また春になった。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)