“だいこうふん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大昂奮50.0%
大興奮50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帆村荘六は、この木村事務官との会見によって、珍らしいほどの大昂奮だいこうふんを覚えた。なかなか手剛い相手である。
暗号数字 (新字新仮名) / 海野十三(著)
外へ出ると、ロッセ氏は、大昂奮だいこうふんの面持で、私をとらえて、放そうとはしなかった。
いや、おくれだしたどころではない、ツルガ博士は沼を見ると大興奮だいこうふんのていで、岸のところにしゃがみこんでしまったのだ。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
僕もこのとき、前途ぜんとの大計画を思って、大興奮だいこうふんを禁ずることが出来なかった。事実上、僕が海底にトロ族の新興都市を作るその指導者になるんだ。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)