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だいくげん
ふりがな文庫
“だいくげん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
大苦患
50.0%
大苦艱
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大苦患
(逆引き)
乾坤漠々
(
けんこんばくばく
)
、唯墨を流したらんようなる闇の中に、とうとうたる
濁浪
(
だくろう
)
天を
摩
(
ま
)
して、人も、獣も、家も、樹も、有情非情の差別なく、世界の
所有物
(
あらゆるもの
)
はことごとく水に漂いて、叫喚地獄の
大苦患
(
だいくげん
)
もかくや
片男波
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
だいくげん(大苦患)の例文をもっと
(1作品)
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大苦艱
(逆引き)
誰でもあの屏風を見るものは、如何に日頃良秀を憎く思つてゐるにせよ、不思議に
厳
(
おごそ
)
かな心もちに打たれて、炎熱地獄の
大苦艱
(
だいくげん
)
を如実に感じるからでもございませうか。
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
だいくげん(大苦艱)の例文をもっと
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だいくかん