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たてぶみ
ふりがな文庫
“たてぶみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
立文
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立文
(逆引き)
紫の紙に書いた正しい
立文
(
たてぶみ
)
の形の手紙が藤の花の枝につけられてあった。斎院はものの少し身にしむような日でおありになって、返事をお書きになった。
源氏物語:21 乙女
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
午
(
ひる
)
ごろであるが、小さい童女が緑の
薄様
(
うすよう
)
の手紙の大きい形のと、小さい
髭籠
(
ひげかご
)
を小松につけたのと、また別の
立文
(
たてぶみ
)
の手紙とを持ち、むぞうさに走って来て夫人の前へそれを置いた。宮が
源氏物語:53 浮舟
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
白い色紙を
立文
(
たてぶみ
)
にしてあった。文字も
繊細
(
きゃしゃ
)
な美しさはないが貴人の書らしかった。宮のお手紙は内容の多いものであったが、小さく結び文にしてあって、どちらにもとりどりの趣があるのである。
源氏物語:53 浮舟
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
例のように外見はきまじめに大きく封じた
立文
(
たてぶみ
)
であった。
源氏物語:51 宿り木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
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