“たちきれ”の漢字の書き方と例文
語句割合
裁片100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姉は話しながら裁縫(しごと)の針を止めぬのである。前に鴨脚(いちょう)の大きい裁物板(たちものいた)が据えられて、彩絹(きぬ)の裁片(たちきれ)や糸や鋏(はさみ)やが順序なく四面(あたり)に乱れている。女物の美しい色に、洋燈(ランプ)の光が明かに照り渡った。
蒲団 (新字新仮名) / 田山花袋(著)