“たちかぜ”の漢字の書き方と例文
語句割合
太刀風100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太刀風たちかぜと一緒に、平次の右の手は激しく頭上に動きました。が、別に土手の下を覗くでも、四方をキョロキョロするでもなく、そのまま引返して新鳥越の方へ——
いかに二郎、保元ほうげん弓勢ゆんぜい平治へいぢ太刀風たちかぜ、今も草木をなびかす力ありや。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
太刀風たちかぜと一緒に、平次の右の手は激しく頭上に動きました。が、別に土手の下を覗くでも、四方をキヨロキヨロするでもなく、そのまゝ引返して新鳥越の方へ——