“たこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
多幸50.0%
柁工50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は、自分の多幸たこうに、思わずそう云って、感謝した。
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すなはち庾子亮蟹譜ゆしりやうかいふに載する蟹殻如人面じんめんのごときものありと称するものなり。午後風をさまりはる。すなはち撫院の船に陪乗す。船大さ十四間幅五六間。柁工たこう三十余人。一堂に坐するごとし。少も動揺をおぼえず。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)