“たけとい”の漢字の書き方と例文
語句割合
竹樋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小高みになった藪蔭やぶかげのところに竹樋たけといを通した清水をすくいながら、握飯おむすびを郁太郎にも食べさせ、自分も食べていると、不意に後ろから人の足音があって、ガサガサッと藪の下萌したもえが鳴る。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ザザザザッと竹樋たけといの水が、傘に落ちて、滝のように水玉の変化を見せる。
銀河まつり (新字新仮名) / 吉川英治(著)