“たかどうろう”の漢字の書き方と例文
語句割合
高燈籠100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうして兇賊が引き立てられ、場面が整理され、群集がに着いた時分、例の高燈籠たかどうろうの下で小さな尼を介抱しているところのお銀様を見ました。
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
この高燈籠たかどうろうの下へ寄って来て、今やお銀様と小さい尼が一心に前面の人を見ているその背後のあたり、しきりにこの高燈籠の構造を評判しておりました。
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「弁信さん、お前また高燈籠たかどうろうけに行くんだね、近いうちに大暴風雨おおあらしがあるから気をおつけよ」
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)