“たいよく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大慾50.0%
大欲50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
要するに藤吉郎自身、藤吉郎という人間をよくよくあらためてみると、途方もない大慾たいよく容器いれものなのである。喜怒哀楽とよぶ愚かなものはみんな盛り上げているばんである。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、なお一言、しかるに何ぞ、猿公えんこう大欲たいよくきゅうなるや。欲望の急なるところ、かならず小人の野望の乗ずるところたらん。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)