“そゝつかしや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
粗忽屋33.3%
粗忽者33.3%
軽卒家33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんな粗忽屋そゝつかしやでも下駄を穿いた儘で軌道レールに飛び込むやうな無作法な事はしない。
「や、飛んでもないこつちや、わしは何だつてこんなに粗忽者そゝつかしやなんだらう。」
「あら厭だ。あんた今日行つたの。だから私が、木曜は差支があるから、金曜にしませうつて、あれ程言つたぢやないの。ずゐぶん軽卒家そゝつかしやさんね。」
二つの失敗 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)