“そりかえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
反返100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お浦自ら長三に劣らぬ悪人なりとは云え流石、女だけ、気の弱い所が有って、男ほどには行かぬと見え、此の語を発したまま気絶して、長椅子の上へ反返そりかえった。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
ゼッフロア氏はこれを譬へて刀剣の反返そりかえりたる趣きありとなしたるはまことに言ひ得て妙なりといふべし。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
と仰向けさまに反返そりかえる。清藏は驚いて抱き起しまして
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)