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そでご
ふりがな文庫
“そでご”の漢字の書き方と例文
語句
割合
袖乞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
袖乞
(逆引き)
あのひとはごほんごほん
咳
(
せき
)
をして、
袖乞
(
そでご
)
いをする。そして今日のように、どこかの壁へ頭をぶっつけ始める、子供らは泣く……やがてあのひとはたおれて警察へ運ばれる。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
病気でもあるのか寒さのためか、差出された手はひどくふるえてい、上半身を
跼
(
かが
)
めた躯も不安定に揺れていた。これでもう五たびか六たび、功兵衛が通りかかると
袖乞
(
そでご
)
いをするのであった。
醜聞
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
それは僕が卑劣なために言ったことなんだ……僕の母はほとんど自分で
袖乞
(
そでご
)
いしないばかりの有様なんだもの……僕はこの下宿に置いてもらって……食わしてもらいたさに、嘘を
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
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