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そこさびし
ふりがな文庫
“そこさびし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
底寂
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
底寂
(逆引き)
書斎に掛けたる半身の画像こそその病根なるべきを知れる貴婦人は、
卒
(
にはか
)
に
空目遣
(
そらめづかひ
)
して物の思はしげに、例の
底寂
(
そこさびし
)
う
打湿
(
うちしめ
)
りて見えぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
自
(
おのづか
)
ら
愁
(
うれはし
)
う
底寂
(
そこさびし
)
きと、
頸
(
えり
)
の細きが折れやしぬべく
可傷
(
いたはし
)
きとなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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