“そうふう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
藻風50.0%
霜風50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先日も北原白秋氏宅で小会のあった時、同席した竹友藻風そうふう氏が、僕の詩論について反対の攻撃を向けられたが、その意味から推察すると、まるで僕を誤解されてるのに驚いた。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
初平三年の辛未かのとひつじ、十一月七日の夜だった。巨星は果たして地に墜ちたのだ。夜もすがら万梢悲々ばんしょうひひ霜風そうふうにふるえて、濃き血のにおいとともに夜はあけた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)