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そうぞうり
ふりがな文庫
“そうぞうり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
想像裡
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
想像裡
(逆引き)
……僕はきのうね、こんな落日を眺めながら、ふいと
飛騨
(
ひだ
)
の山のなかの或る落日をおもい浮かべていた。もちろん、
想像裡
(
そうぞうり
)
のものだがね。
雪の上の足跡
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
『もうどうせこの杯を飲みほさなくちゃならんとすれば、要するに同じことじゃないか? 見苦しければ見苦しいほど、結局かえっていいのだ』この瞬間かれの
想像裡
(
そうぞうり
)
に
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
そのような雪の世界をただ
想像裡
(
そうぞうり
)
に描きつづけながら、こういう自分の雪に対するそれほど烈しくもない、といって一時の気まぐれでもない、長いあいだの思慕のようなものが、いつ
大和路・信濃路
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
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