“そうせきし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
漱石子50.0%
漱石師50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君、こんどの僕の家は二階があるよと丸善の手代みたように群書堆裡ぐんしょたいりひげをひねりながら漱石子そうせきしが話していられると、縁側えんがわでゴソゴソ音がする。
僕の昔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
何でも上根岸八十二番とか思うていたが家々の門札に気を付けて見て行くうち前田のやしきと云うに行当ゆきあたったので漱石師そうせきしに聞いた事を思い出して裏へ廻ると小さな小路こうじで角に鶯横町うぐいすよこちょうと札が打ってある。
根岸庵を訪う記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)