“そういち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
壮一50.0%
惣市25.0%
操一25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
喜びというのは、今から十年以前に家出をした、長男の壮一そういち君が、南洋ボルネオ島から、おとうさんにおわびをするために、日本へ帰ってくることでした。
怪人二十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
可いかい、山田の古市に惣市そういちと云う按摩鍼あんまはりだ。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
多くの会社の重役を勤め事業界一方の驍将ぎょうしょうとして人に知られている相川操一そういち氏の長男であって、大学法科の学生なのだが、彼の妹の珠子たまこなどが「探偵さん」という諢名あだなをつけていた通り
妖虫 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)