“ぜんきん”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ゼンキン
語句割合
前金100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まア此処こゝで、三年も奉公して行きますからお願い申しますといって、証文の取極めをして、前金ぜんきんも借りて来てあるのだから、是から行って麹屋で稼ぎ取りをして行こうと思うのだ
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
荒井町あらいまち秋田穗庵あきたすいあんさんと云うお医者様に診て戴きましたが、真珠の入る薬を付ければ治るけれども、それは高いお薬で貧乏人には前金ぜんきんでなければられないと仰しゃいましたけれど
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)