“せいいち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
清一50.0%
清逸50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぎの唱歌しょうかのとき、清一せいいちというその子に音楽帳をやると、うれしそうに受けとったことを思いだした。彼は、教科書まで全部、他人の使い古しをもらっていた。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
そうしたままで清逸せいいちは首だけを腰高窓の方に少しふり向けてみた。夜のひきあけに、いつものとおり咳がたてこんで出たので、眠られぬままにかわやに立った。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)