清一せいいち)” の例文
つぎの唱歌しょうかのとき、清一せいいちというその子に音楽帳をやると、うれしそうに受けとったことを思いだした。彼は、教科書まで全部、他人の使い古しをもらっていた。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)