“すつう”の漢字の書き方と例文
語句割合
数通100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その他今の清浦子きようらしが県下の小学教員となり、県庁の学務課員となるにも、優の推薦があずかって力があったとかで、「矢島先生奎吾けいご」と書した尺牘せきどく数通すつうのこっている。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
そのうち弘前に勤めている同僚の書状が数通すつう届いた。わたくしはそれによってこれだけの事を知った。渋江氏は元禄げんろくの頃に津軽家に召し抱えられた医者の家で、代々勤めていた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)