“すきやばしうち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
数寄屋橋内50.0%
數寄屋橋内50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
数寄屋橋内すきやばしうち、南番所御用部屋。まだ朝が早いので、下ッ引の数もほんの三四人、炉端にとぐろを巻いて、無駄ッ話をしているところへ、不機嫌な突袖つきそででズイと入って来た卅二三の男。
顎十郎捕物帳:05 ねずみ (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
六郎 ところで、そつちの二人はかくも、この人を數寄屋橋内すきやばしうちまで引摺つて行くのは可哀さうだ。
権三と助十 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)