“すうじゅん”の漢字の書き方と例文
語句割合
鄒潤100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
賭場でない別室では、鄒淵すうえん鄒潤すうじゅんを上座に、そして孫新が取りもち役で、さけみ交わして飲んでいたが、毋大虫ぶだいちゅうの顔を見るなり孫新が
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いや狼狽ろうばいのひまもない。彼のいる将台のきざはしを目がけて、だ、だ、だッと馳け登って行った孫新、楽和、鄒淵すうえん鄒潤すうじゅんの四客は、手に手に剣をひッさげ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孫立そんりゅうと孫新は牢門を破ってあばれこみ、おばさん、楽和、解兄弟とひとつになり、また、べつな一手の鄒淵すうえん鄒潤すうじゅんの二龍は、はやくも奉行所を突いて
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)