“じんそく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
迅速97.3%
陣足2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼に対する態度をまだよく定めていない自分には、彼の来かたがむしろ早すぎるくらい、現われようが今度は迅速じんそくであった。
手紙 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一つ一つの迅速じんそくな熱情の精が、いかなる時でも、それ自身の明瞭な像をその顔の鏡に映さなかった、というのではない。
そく陣足じんそくふんで浜松城へ凱旋がいせんしてきたようす。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)