“じゅうかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
縦貫50.0%
重関50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帝都の外郭がいかくにそっと環状かんじょうを描いて走る省線電車は、窓という窓をすっかり開き時速五十キロメートルの涼風りょうふう縦貫じゅうかんさせた人工冷却フォースド・クーリングで、乗客の居眠りを誘った。
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)
おれの都は先祖以来銀坑山ぎんこうざん(雲南省)にあって三江の要害と重関じゅうかんをめぐらしている。そこでおれを破ったらなるほどてめえも相当偉いといってよかろう。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)