“じっしゅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
十炷50.0%
十衆50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わけても十炷じっしゅ寄合とか競べ香、香合せなどいう遊戯は、いろいろ方式があって、一時天下を風靡する有様でしたが、維新以後お家流、志野流、蜂屋流以外の諸流派は殆んど廃絶してしまって
汾陽ふんようはわずかに六、七人、薬山やくさん十衆じっしゅたなかった。しかし彼らは皆仏祖のどうを行じたゆえに、叢林盛んであると言った。見よ、竹の声に道を悟り、桃の花に心を明らむるものがある。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)