“じぐちあんどん”の漢字の書き方と例文
語句割合
地口行燈100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「決して悪く云ったのじゃない。……これで地口行燈じぐちあんどんが五つ六つあってごらん。——横露地の初午はつうまじゃないか。お祭のようだと祝ったんだよ。」
古狢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
地口行燈じぐちあんどんがあちこちに昼の影を浮かせて、飴屋あめや、おでん屋の出たのが、再び、気のせいか、談話中の市場を髣髴ほうふつした。
古狢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)