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しろがねちやう
ふりがな文庫
“しろがねちやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
銀町
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銀町
(逆引き)
「飛んだ
傴僂
(
せむし
)
さ。行つて聞いて見るがいゝ、
銀町
(
しろがねちやう
)
にはそんな者は一人もないに相違ないから、——町内の人はみんなスラリとして居るぜ」
銭形平次捕物控:020 朱塗りの筐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
銀町
(
しろがねちやう
)
二丁目、三の橋の橋詰に着けた小舟が一艘、中から二人の人間が無提灯で大きな荷物を脊負つたまゝ、長崎町一丁目の方へ入つて行つたのです。
銭形平次捕物控:043 和蘭カルタ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「手前は
銀町
(
しろがねちやう
)
の方を見て居るんだ、俺は
東湊町
(
ひがしみなとまち
)
の方を見張らう、松平越前守樣御屋敷などはどうでもいゝ」
銭形平次捕物控:043 和蘭カルタ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「では申上げますが、實は親分さん、私は
銀町
(
しろがねちやう
)
の石井三右衞門の奉公人、町と申す者で御座いますが」
銭形平次捕物控:020 朱塗りの筐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
銀町
(
しろがねちやう
)
の店には、
養
(
やしな
)
ひ娘のお
縫
(
ぬひ
)
といふ十九になる女と、手代ともなく引取られて居る
甥
(
をひ
)
の世之次郎とが、年寄の世話をやいて居りますが、何方も財産目當ての孝行らしくて
銭形平次捕物控:020 朱塗りの筐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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