“しゆん/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
蠢々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「私も秋へなり、蠢々しゆん/\とうごき出候而状ども認候、御内上おんうちうへ様、おさよどのへ宜奉願上候、(中略)江戸は今年気候不順に御坐候よし、御病気いかゞ御案じ申候。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
つまびらかに人間生活の状態を観よ、蠢々しゆん/\喁々ぎよう/\として、何のおもしろみもなく、何のをかしみもなきに似たれど、其実は、個々特種の快楽を有し、人々異様の慰藉を領するなり。