“しっけんだい”の漢字の書き方と例文
語句割合
執権代100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十五代の執権代しっけんだい、十二代の連署れんしょなど、補佐ほさの重職を歴任してきた彼だった。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ことしは、高時が病中で上覧桟敷さじきはさびしいが、北条一門、執権代しっけんだい、連署、引付衆ひきつけしゅうなどの歴々の顔は欠けまい。——そして、佐々木道誉も来ていよう。……直義の不安は、だんだんに増していた。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)