“しきたく”の漢字の書き方と例文
語句割合
色沢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余は模糊もこたる功名の念と、検束に慣れたる勉強力とを持ちて、たちまちこの欧羅巴ヨーロッパの新大都の中央に立てり。なんらの光彩ぞ、わが目を射んとするは。なんらの色沢しきたくぞ、わが心を迷わさんとするは。
舞姫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)